並走の危険性

並走の危険性

バイク便ライダーは、日常的にスリ抜け走行をするシーンが多い。
スリ抜けの是非はここではさておくとして、それに身体が慣れるとキケンを感じるセンサーも麻痺しがちなように思う。

いきおい、周囲の車との間隔も狭くなりがちだ。前後の間隔もさることながら、横にいる車との間隔に無頓着になるとキケンが増大する。特に進路変更の場面でそれは起こりうる。

進路変更は、自分がする場合でも、他人がする場合でも危険がつきまとう。
また直接、自分には関係のないものの影響で進路変更の連鎖が起こり、それに巻き込まれるということもある。

真横を走るクルマのドライバーがちょっとハンドルを切っただけで、バイクに乗っているコチラとしては大変危険な目に遭うことは想像に難しくないだろう。

クルマのすぐ横を並走するのは非常に危険である。
だからと言って、まったく並走せずに走るのは不可能でもある。だが、せめて横にいるクルマが急に進路変更してきたとしても接触を回避できる程度の間隔を保ちたいものだ。

以下の例は、私が所属していた会社で実際に起きた事故です。

その日、六本木通りは片側3車線のうち、1番左側は路上駐車の列で埋まっていた。
天候は雨。

実質片側2車線という状態の道路をバイクは1番右側を走っていたようだ。

そして、バイクの左側(中央の車線)を自動車が走っていました。


わかっているとは思おうが、雨の日は、視界、周囲の音など、晴れの日に比べて、運転中に拾える情報が制限される。

そのような状況で2台は並走していた。

突然、1番左側の車線にいた駐車車両が動き出し、中央の車線に合流してきた。

突然、駐車車両が目の前に割り込んで来られたら、誰でもビックリするだろうが、その中央の車線を走っている運転手も例外ではなかったようだ。

目の前に割り込んできたクルマとの衝突を避ける為、慌てて右にハンドルをきって回避したところ、その車の右側を並走していたバイクに接触。

バイクは転倒し、残念ながら、その事故でライダーさんは亡くなられました。

事故が起きる前、そのライダーから、駐車車両が動き出すのが見えていたのかどうかはわからないし、また、現場の詳しい状況もわからないので、この事故について、これ以上なにも言うことは出来ないが、クルマと並走することの危険性を認識してもらえれば・・・との思いで、この記事を書かせて頂きました。


亡くなったライダーさんのご冥福をお祈りいたします。

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